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離婚とストレス(3)ー軽度の片親疎外への対応策

今日も病院のベッドから離婚とストレス(3)です。 共同親権、共同養育が定着している米国においても、この「片親疎外」や「疎外された子ども」「親子疎外」の問題は、最も対応が難しく、裁判所としても葛藤を解決するためのワークショ … 続きを読む

離婚とストレス(2)ー「片親疎外」「疎外された子ども」「親子疎外」

今日は病院のベッドから投稿しています。「気胸」の診断を受け、胸腔内にチューブを入れて空気を抜くこと今日で3日です。ところがチューブが意図したところに入っていなかったために、ブラインドで入れるのではなくてレントゲン撮影しな … 続きを読む

緊急入院と相談室閉室のお知らせ

11月初旬から息苦しさが続いていたため、京都医療センターを受診しますと、右肺から空気がもれて肺が半分ぐらいに圧縮されている「気胸」だと診断され、緊急入院になってしまいました。 久しぶりの入院生活で三食昼寝つきでゆっくり眠 … 続きを読む

相談室閉室のお知らせ

私事ですが、1年一回のフォローアップ検査のために滋賀県に戻っております。勝手ではありますが、しばらく相談室は閉室させていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

離婚とストレス(1)ー子どもに悪影響を与える要因

しばらく締め切りのある執筆に追われてブログを書くことができませんでした。フルタイムの大学教員から客員教授になり、仕事の負担ははるかに少なくなったはずなのに毎日忙しく感じるのはいったいどうしてでしょう? 今日は久しぶりのブ … 続きを読む

トラウマ概念の再考(3)

9月18日、22日の2回にわたってトラウマ概念について再考しましたが、今日は、大分間があいてしまいましたが、トラウマ概念をさらに再考したいと思います。 不快感や脅威を与える人に100%同一化することのトラウマ性とそうした … 続きを読む

面会交流を邪魔する理性と感情の葛藤

10月24日、私が1990年から12年間ほど家事調停委員として働いていた大津家庭裁判所で家事調停委員研修講演をしてきました。タイトルは「子どもの視点から考える面会交流」でした。 私が調停委員として関わっていた頃は、面会交 … 続きを読む

ペアレンティング・コーディネーターの多面的役割について(2)

前回は、高葛藤を抱える離婚当事者間の問題を調整していく新しい職種としてのペアレンティング・コーディネ―(PC)について触れ、その役割には1)探偵的、2)教育者的、3)メンタル・ヘルス専門家的、4)裁判官的、5)子どもの代 … 続きを読む

ペアレンティング・コーディネーターの多面的役割について(1)

9月より棚瀬心理相談室をオープンして専ら「ペアレンティング・コーディネーター」のような仕事を依頼され、手探りでしております。 今日は、この米国で近年出現してきた「新しい職種」であるペアレンティング・コーディネーターの多面 … 続きを読む

高葛藤離婚ケースにおけるセラピストの陥る罠

面会交流を巡って熾烈に争う両親の間で苦しむ子どもが種々の症状を出してセラピストの元に監護親によって連れて来られるということが近年増えてきています。私が今年3月まで勤めていた(現在も客員教授)神戸親和女子大学も例外ではあり … 続きを読む