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プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(2)ー自責の念と無力感

今日はB男(5歳)とのプレイセラピーを通して、離婚の子どもへの影響について考えてみたいと思います。 私の所に母親に連れられて来談した時、B男は5歳でした。まだ幼さが残るとても愛くるしい男の子でした。B男が4歳の時に両親が … 続きを読む

プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(1)ー悲しみ、怒り、無力感

今日から数回、プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響を考えてみたいと思います。 今日は、A君(10歳)とのプレイセラピーを見てみたいと思います。 A君の両親が別れたのはA君が5歳の時でした。夫婦間の葛藤に疲 … 続きを読む

片親疎外ケースの理解ーダイナミズム理解の必須条件(2)=状況という文脈

退院以後、日常生活の雑務をこなす生活に戻り、すっかりブログが書けなくなっておりましたが、今日は、片親疎外ケースを理解する上で、前回は「時間軸」という文脈の大事さについて触れましたが、今回は「状況」という文脈の大事さについ … 続きを読む

相談室開室のお知らせ

12月8日(日)に無事、退院をすることができました。多くの方たちにお見舞いをいただき、ありがとうございました。本当にご心配をおかけいたしましたが、息苦しさもなくなり、パワーアップして戻って参りました。 つきましてはしばら … 続きを読む

片親疎外ケースの理解ーダイナミズム理解の必須条件(1)=時間軸という文脈

今日、長かった管に繋がれた生活に終止符が打たれ、明日、退院できることになりました。可能な限り早く退院したいとお願いしたところ日曜日退院を許可してくれました。主治医、担当医には感謝!感謝!です。そんなわけでこれが病院からの … 続きを読む

「片親疎外」ケースに対する介入方法(3)ーファミリー・ブリッジズ{家族の架け橋)

今日もまだ病院からです。日々の検査で肺から空気のリークがないことが続いていましたので、次の段階として肺に挿入して空気を少しずつ抜き続けていたのを午後3時まで止めることになりました。そして再度レントゲン撮影をしてみたところ … 続きを読む

「親子疎外」ケースに対する介入方法(2)ー日本における今後の課題

入院生活9日目になってしまいました。このところ肺からのリークがない状態が2日間ほど続いていますので、もう少しの辛抱のようです。1日1時間ぐらい病院の中をチューブボックスを手に持ってウロウロと歩き回っています。入院前の息苦 … 続きを読む

「親子疎外」ケースに対する介入方法(1)―多面的家族介入モデル

今日で入院生活も1週間になります。半分に萎縮していた右肺も鎖骨の下辺りまで差し込んだ太い管でゆっくりと空気を抜き続け、やっと100%近く戻り、肺の穴も自然にふさがりつつあるようです。この状態が続くかどうか様子をみることに … 続きを読む

離婚とストレス(5)ー監護者変更に伴う子どもの行動化への対応策

今日も病院のベッドから離婚とストレス(5)です。時間がたっぷりあるので毎日のように書いています。 裁判所が監護者変更の決定をした場合に、こうした決定に対する子どもの反発が暴力や自殺といったリスクに繋がる恐れが高いと判断さ … 続きを読む

離婚とストレス(4)ー中度/重度の片親疎外への対応策

今日も病院のベッドから離婚とストレス(4)です。 前回は軽度の片親疎外ケースに対する米国における対応策ー家族再統合セラピーそして面会交流の漸増ないし急増ーについて触れてみました。 今回は、中度、重度の片親疎外ケースに対す … 続きを読む