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親子断絶防止法制定を求める院内集会(3)

実は、7日(金)に11月と同様の胸の痛みを感じ、国際医療センターを受診したところ、またまた「気胸」と診断され緊急入院中です。前回は右肺でしたが、今回は左肺です。肺がどうも弱ってしまっているようです。幸い今のところ治療した … 続きを読む

親子断絶防止法制定を求める院内集会(2)

今回の院内集会で私に与えられた演題は、「子どもの連れ去りや離婚と子どもの最善の利益について」でした。 現在の裁判所の実務上の扱いでは、合意無しでの「子連れ別居」でも、監護を継続する目的でなされる場合には、合法であるとされ … 続きを読む

親子断絶防止法制定を求める院内集会(1)

しばらく講演が続き、その準備もあり、忙しくてブログを書く時間がとれなくなってしまっていました。またブログを定期的に書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 2月20日に衆議院第一議員会館の地下1階の大会議 … 続きを読む

見捨てられ不安と面会交流拒否について

子どもは2歳近くなると母親から自立しようとの最初の芽生えを示し始めるものです。この自立の芽生えに対する母親の反応には大きく分けると二通りあります。一つは自立の芽生えを喜び励ます反応であり、もう一つは自分を見捨てる行為とし … 続きを読む

離婚係争中のケースに関わるメンタル・ヘルス専門家のあり方

離婚係争中のケースの場合に、一方当事者から面会交流制限のためにメンタル・ヘルス専門家の「意見書」や「診断書」が提出されることが増えてきています。こうした際に問題になる点として、一方当事者の言い分および子どもの主張のみを根 … 続きを読む

離婚の子どもー守りの薄さと脆さ

1月25日(土)には、親子ネット主催の講演会「離婚で壊れる子どもたち」で「子どもの視点から考える面会交流」について話をしてきました。多くの方たちが来場してくれましたこと、「離婚と子ども」の問題が今、この国が抱える深刻な問 … 続きを読む

セラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(6)ー心の平安の欠如

世界で最も離婚率の高い米国でも1970年代頃まで、親の離婚は、子どもにとって一時的な危機体験であると考えられてきました。しかし、日本でも知名度の高いJ.ワラスティンの25年もの長期に渡る縦断的な研究結果によって、離婚後に … 続きを読む

プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(5)ー過剰適応

新年あけましておめでとうございます。今年一年、また心新たにライフワークである「離婚と子ども」の問題に情熱を注いでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今日は、D子(9歳)とのプレイセラピーを通して考 … 続きを読む

プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(4)ー見捨てられ不安と保証の大切さ

今日は、C子のプレイの続きを通して考えてみたいと思います。 C子とは通算7回という短い出会いでした。母親の都合で引っ越さねばならず終わりになったのです。C子は、毎回、箱庭を使って遊びました。6回目、7回目のセッションで表 … 続きを読む

プレイセラピーを通して見えてくる離婚の子どもへの影響(3)ー家族崩壊の嘆きと両親揃った家族への羨望

今日は、C子(7歳)とのプレイセラピーを通して,離婚の子どもへの影響について考えてみたいと思います。 C子の両親は、C子が4歳の時に別居しましたが、それまでは、父から母への暴力を目撃し、怯えつつも、幼い両手を広げて母をか … 続きを読む